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もらってうれしい大人の手土産 鮭の町で生まれた極上の保存食 「鮭の焼漬」

「鮭の焼漬」2切780円、4切1560円(いずれも税込・送料別)

越後村上は鮭のまち。秋になると市内を流れる三面川(みおもてがわ)に鮭が遡上(そじょう)し、まちじゅうが鮭一色になる。ここでは鮭を頭から尻尾まで余すところなく料理に使い、献立の数は100以上。背わたの塩辛、どんぴこ(心臓)の塩焼き、なわた(内臓の味噌漬け)汁など珍味も多い。さらに、カマやアラ、目玉にはDHAが、皮やウロコにはコラーゲンが多く含まれ、健康や美容の補助食品にもなるのだから、なんともありがたい魚である。

そして、これぞ鮭料理ナンバーワンと断言したいのが「鮭の焼漬」だ。素焼きした鮭を熱いうちにジュッとだしじょうゆに漬けた、味わいの深い一品だ。手のひらほどの鮭の切り身は艶やかなしょうゆ色に漬かって、見るからにうまそうだ。

「鮭の身や皮、骨から十分にうまみが出るので、かつお節や昆布などは一切加えませんよ」と、村上市内で鮮魚店を営む「越後村上うおや」の大女将(おかみ)・上村八惠子さんは語る。しっとりした舌触り、身の繊維の奥まで浸み込んだだしじょうゆと鮭の相性の良さ、豊かなうまみ成分。それらが口の中で一緒になり、もっともっと、もう一度、と脳が繰り返し鮭を口に運ばせる。まさに、やめられない、止まらない味なのだ。

Data

社名:越後村上うおや

住所:新潟県村上市大町4-3

電話:0254-52-3056

Infomation

電話のほか下記よりネットでお取り寄せも可能

http://www.uoya.co.jp/

小林しのぶ 千葉県出身。いつも取材で世界中を飛び回っている行動派の旅行ジャーナリスト、フードアナリスト。食べた駅弁の数は5000食を超え、「駅弁の女王」とも呼ばれている。『ニッポン駅弁大全』(文藝春秋)など著書多数。

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