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もらってうれしい大人の手土産 コトコト煮込んだ手づくりの旨み 「牛肉のしぐれ煮・そぼろ煮」

「黒毛和牛 牛肉のしぐれ煮」(左)1200円、「黒毛和牛 牛肉のそぼろ煮」(右)1200円(いずれも70g入り、税込み・送料別)

黒毛和牛のしぐれ煮を少量、箸でつまんで口に入れる。日本人なら慣れ親しんでいるしょうゆと砂糖のいつもの味……と思っていたら、全然違う! 舌先からじわりじわりと脂の甘みと旨みが広がって、いつの間にか口の中から溶けてなくなる。「肉」のイメージを覆す、あっさりフワリとした食感と、癖がなくスッと体になじむ味わい。これが「新竹商店」がつくる黒毛和牛のしぐれ煮だ。

使用する肉は黒毛和牛のみ。バラと赤身を混ぜてスライスし、しょうゆ・みりん・三温糖に土ショウガを隠し味にして、自社の調理場で時間をかけて煮上げている。添加物・保存料は一切使っていない。新竹商店は松阪駅の老舗駅弁調製元で、人気駅弁「元祖特撰牛肉弁当」や「モー太郎弁当」なども同店の製品だ。

炊き立てのご飯にたっぷりのせてかき込んでもいいけれど、有田の豆皿にもったいぶって盛り付け、冷たい吟醸酒を片手に、少しずつ舌でころがして食べるのも粋。姉妹品のそぼろ煮は、粗めの挽き肉の歯ごたえがなんとも言えず、食欲をそそる。

ところで、社長の新竹浩子さんは鉄道・駅弁ファンのアイドル的存在。“ぴーちゃん”の愛称で、老若男女から愛されている。

Data

社名:株式会社新竹商店

住所:三重県松阪市日野町729-1

電話:0598-21-4350

Information

電話のほか下記よりネットでお取り寄せも可能

http://www.ekiben-aratake.com/

小林しのぶ 千葉県出身。いつも取材で世界中を飛び回っている行動派の旅行ジャーナリスト、フードアナリスト。食べた駅弁の数は5000食を超え、「駅弁の女王」とも呼ばれている。『ニッポン駅弁大全』(文藝春秋)など著書多数。

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