宇治商工会議所(京都府)は4月17~20日の4日間、台湾・台北市で開催された「Touch The Japan 2015 第1回 日本の観光・文化商品展in台湾」に出展。地域ブランドである「宇治茶」の海外販路の拡大と、観光インバウンドの促進を図った。
同イベントは、日本の観光・文化・商品をテーマにした台湾最大級の展示会で、日本から74事業者が参加。4日間の来場者数は4万人を超えた。
同所では、東京の結婚式場・八芳園とコラボで移動式茶室や抹茶体験コーナーを設置。1時間待ちの行列ができる人気ぶりをみせた。また、販売コーナーでは抹茶やグリーンティーなど5品目を提供、全商品が完売した。さらに、中国語(繁体字)表記の同市観光パンフレットやマップも配布したほか、DVDの放映なども併せて実施した。
同所は、「今回、台湾における宇治抹茶への関心の高さを実感。今後のPR事業には宇治抹茶が欠かせないツールであると再認識した」と話している。
最新号を紙面で読める!