和歌山商工会議所は1日、JAわかやま、和歌山市農業委員会、和歌山市の4者で共同開発した「和歌山ジンジャーエール」の第4弾となる「じゃばらしみ透る Wakayama GingerAle」の発売を開始。同県東部にある北山村の特産品・ジャバラの果汁を3%使用した炭酸飲料で、ショウガの刺激とジャバラの酸味がすっきりとした口当たりと爽やかな味わいを生み出している。
同商品は、平成20年8月にJAわかやま、和歌山市農業委員会と締結された「農商工連携に関する協定書」に基づく商品開発の一環で開発されたもの。平成22年5月から発売されている第1弾の「生姜丸しぼり」は、年間100万本の大ヒット商品となり、全日空の機内販売などにも採用された。続いて開発された第2弾の「梅ひと雫」、第3弾の「桃ほのか」も地域の特産物を使用したもので、いずれも高い人気を誇っている。今回の「じゃばらしみ透る」に使用されている「ジャバラ」は、全国で唯一自生していた果実で、花粉症に効くとも言われているもの。生産量が限られていることから、17万本限定で発売される。
同所では、「わかやまの特産品であるショウガとジャバラの風味を味わっていただきたい。健康志向の人にもぜひ飲んでほしい」と話している。
1本250㎖入り180円(税込)。現在はわかやま農業協同組合の直売店や県内のスーパー、コンビニエンスストアなどで販売されている。
最新号を紙面で読める!