東京商工会議所は7月27、28日の2日間、福島県を中心とした被災地の農産物・物産品を企業の協力で展示販売する「天王洲マルシェ」を東京・品川で開催した。同マルシェは、東日本大震災によりいまだ風評被害を受けている地域への継続的な支援の一環として展開している事業。昨年に続き、ジェイティービーの協力で実施し、今年も約1500人の来場者でにぎわいを見せた。
当日は、福島市から駆けつけたミスピーチが旬のモモ「あかつき」をPR。今年は宮城県の産直品・名産品も大集合し、全国いいモノ手土産グランプリ1位の白亜館「会津山塩シュークリーム」や仙台名物の「ずんだ団子」など人気ご当地グルメには行列ができた。
また、27日には復興庁の竹下亘大臣も来場。竹下大臣は、「いまだに風評被害はなくなっていない。復興庁も引き続き支援していきたい」と、本格復興への意気込みを見せた。
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