にぎわい創出と会員事業所の認知図る
笠岡商工会議所女性会は6月11日、笠岡市民会館で、「第1回女性会マルシェ」を開催した。同イベントには女性会に加盟する14事業所がブースを出店し、食品や菓子、化粧品、インテリア雑貨、岡山の特産品である畳縁(たたみべり)を使った財布や小物などを販売した。畳縁は畳の縁(へり)を覆う布で、大正期に倉敷で生産が始まった織物。多彩な織り柄や色がある。
会場では、そのほか窓まわりリフォーム相談や無料法律相談なども実施。また、駐車場には飲食コーナーを設けてかき氷や焼きそばなどを販売した。
同女性会は毎年2月にその日限りの掘り出し物をそろえた「ほりだし市」を開催し恒例行事として親しまれているが、今回の「女性会マルシェ」は初めての試み。会員事業所の事業の認知を図ることや、地域のにぎわい創出を目的に開催した。チラシの配布など特別なPRは行わなかったが口コミで広がり、会員企業の顧客をはじめとして地元の市民らが大勢訪れにぎわった。来場者のアンケートでは好評で、飲食できる店がもう少しほしいなどの要望もあった。同女性会は、11月ごろに2回目の開催を検討している。
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