二本松商工会議所(福島県)は、二本松の酒と菓子のブランド化、消費拡大を目指しPRに注力している。2月17日には二本松市の二本松御苑で「二本松酒まつり2018~旨いとSAKE(叫)ぼう!~」を開催、市内外から日本酒ファンら約300人が訪れた。酒まつりは昨年に続き2回目。同市が誇る4蔵元の地酒40銘柄がそろい、来場者は、おちょこを片手に地酒の飲み比べを楽しんだ。
関連企画として事前に「マイぐい呑み作り」「手すき和紙のラベル作り」「酒造り体験」が実施され、当日は自作のぐい呑みで楽しむ人も。日本酒カクテルや果実酒も振る舞われ、女性らの人気を集めた。また会場では初の「日本酒王子コンテスト」で王子に選ばれた同市の平地武尊(ほたか)さんが紹介され、盛り上がりを見せた。
酒まつりに先立ち1月21日には同市市民交流センターで「にほんまつ菓子博」を初開催。市内の菓子店15店が出店し、自慢の和菓子や洋菓子を販売した。当日は、約千人が来場しオープンと同時に行列ができるほど大盛況。地元高校による茶会や菓子づくり体験教室も行われ、参加者からは、「有名な菓子を一度に味わえて満足」「上生菓子づくりが体験できて良かった」と好評を得た。同所は来年も両イベントを開催する予定だ。
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