相模原商工会議所(神奈川県)と相模原市は10日、ドローンイベント「Forest Drone Racing in さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」を開催した。同施設内に今月完成した本格林間コースを使っての初めてのイベントだ。
イベントでは、日本ドローンレース協会との共催で「FPVスピードレース」を実施。ドローンに付けたカメラの映像をヘッドマウントディスプレーで見ながら操縦し、速さを競うもので、30人が参加した。そのほか操縦の正確性を競う「オペレーションコンテスト」やサレジオ高等専門学校によるオリジナルドローンの実証実験、来園者に向けたドローン操作体験も実施した。また、当日のレースの模様はインターネットでライブ配信され1万5千人以上が観戦した。
同市はロボット利活用によるまちづくりを推進しており同事業はその一環。ドローンの飛行場所が首都圏に少なく操縦スキル獲得が難しいことに着目し、相模湖リゾートなど地元企業の協力を得てコースを創設した。今後の活用も期待される。
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