日本商工会議所観光専門委員会は2~3日、「東北絆まつり等視察会」を開催した。東北絆まつりは、東日本大震災の犠牲者らの鎮魂と、東北の元気を発信することを目的に2011年から東北六県で毎年開催されていた東北六魂祭をリニューアルしたもの。リニューアル後2回目となる今年は岩手県盛岡市で行われた。(関連記事5面に)
視察会には、日商の三村明夫会頭をはじめ礒山誠二副会頭・観光委員会委員長(福岡・会頭)、早川慶治郎観光専門委員会委員長(足利・会頭)、酒井公夫観光専門委員会共同委員長(静岡・会頭)ら総勢33人が参加した。初日は盛岡市で東北絆まつりのパレードを観覧。東日本大震災からの着実な復興を進める東北地方の人々の結束力を再認識した。その後、盛岡商工会議所の谷村邦久会頭や東北六県県庁所在地商工会議所幹部との懇談会を開催した。
2日目は世界遺産の中尊寺や毛越寺を視察した。その後、一関市内の世嬉の一酒造を訪問し、一関商工会議所の佐藤晄僖会頭らとの懇談会を開催。終了後には、日本百景に登録されているげいび渓に移動し、平泉や一関市の歴史や自然の美しさを体感した。
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