高松商工会議所女性会(香川県)は3月10日、同12~23日に高松市内で開催された「第3回高松国際ピアノコンクール」を支援するため、コンクール組織委員会に寄付金50万円を贈呈した。
同コンクールは、若手ピアニストの発掘・育成を目的に、4年に一度開催されている世界的なイベント。香川県内の有志が立ち上げた民間主導のコンクールとして知られており、企業や個人から資金を募るほか、予選・本選の運営、出場者のホームステイなど、多くのボランティアの協力で成り立っている。
同女性会は第2回の開催から、チャリティーバザーやPR活動などを通じて支援を続けてきた。今回は2月9日に第2回大会の優勝者アレクサンドル・ヤコブレフさんを市内のホテルに招き、チャリティーパーティーを初めて開催。その収益金の一部を寄付金とした。
同女性会の岩﨑敬子会長は、「この高松で若手ピアニストがチャンスをつかみ、世界で羽ばたけるよう、これからも支援を続けていきたい」と話している。
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