各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。

松山商工会議所は、松山ブランド新製品コンテスト「NEXT　ONE」の受賞製品をはじめ、地元の小規模事業者がつくるこだわりの逸品などを紹介した。

NEXT　ONE受賞製品からは、ご飯に混ぜるだけで手軽に混ぜご飯ができる「伊予のひじきごはん」や豆腐に混ぜるだけの「ひじき白和えの素」を紹介。どちらも愛媛県産天然ひじきを使った逸品だ。 また、愛媛特産のかんきつを使った万能調味料「みかんケチャップ」、ご飯のお供になる「みかんですよ」なども紹介した。

色鮮やかな「伊予柑(いよかん)ジュース」「タロッコジュース」は瀬戸内海・興居島(ごごしま)の農園が減農薬で栽培した伊予柑と果肉が赤いブラッドオレンジのタロッコを使ってつくった果汁100%のジュース。完熟果実の爽やかな味と香りが絶品だ。

さらに愛媛県は食物繊維が豊富な「もち麦」や「はだか麦」(大麦の一種)の産地でもあり、ブースでは国産米ともち麦を使った「もち麦せんべい」などを紹介した。

そのほか、こしあんをスポンジで巻いたユズ風味の人気菓子「一六タルト」や、「食べる小魚」「かけておいしいえびちりめん」「わかめせんべい」など海の幸を活用した逸品がブースに並んだ。「愛媛ならではの物産を多くの人に知ってほしい」と同所は話す。販売は23日まで。