一関商工会議所(岩手県)は7月1日、「地域産業活性化支援室」を設置した。農商工連携と6次産業化の取り組み推進を図っていく。
支援室は、同所専務理事が統括を務め、地域産業活性化支援員を新たに採用し10人で構成している。会員企業や生産農家などへの訪問調査を行いながら、それぞれが持つ技術やニーズを確認。関係機関や団体などとの連携を強化し積極的に情報を交換しながら、新しい商品やサービスの開発支援を図る。勉強会なども開催し、産業間、企業間のマッチングも目指していく。市が発足させた農商工連携推進チームとも連携を強めていく考えだ。同所は、「発足後32社を訪問した。個々の企業力を知るのは大変有意義。秋には農家も訪ねる予定」と話している。
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