紀州有田商工会議所女性会は10月8日、JR箕島(みのしま)駅の待合室の利用客に使ってもらおうと、座布団21枚を寄贈した。これは、同女性会が実施している地域振興事業の一環として行われたもの。昨年まで、同女性会では地域の清掃や老人ホームの慰問などを行ってきた。今年3月に同駅にエレベーターが設置され、ホームの段差解消やバリアフリー化が完成。このため、利便性が向上した駅で利用客がさらに快適に過ごせるようにと、今回の寄贈を企画した。
当日、メンバー7人は同駅を訪れて待合室の椅子に座布団を一つひとつ設置。田邊定子会長は、「これから寒い季節を迎えるため、ささやかではあるが、この駅を利用する皆さんに少しでも暖かく過ごしていただければうれしい」と話している。
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