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まちの視点 価格ではなく価値で売る

自らがお客として納得できる品質と価格を追求している岸本さん

企業の競争手段は大きく二つに分けられる。価格の安さを売りとする「価格競争」か、他社にはない価格以外の付加価値を売りとする「非価格競争」である。

法政大学大学院の坂本光司教授の研究室が実施した「非価格競争に関する調査研究アンケート」(回答数836社)によると、国内の中小企業の81%が経営の主軸を価格競争に置いていることが分かった。この結果に対して坂本教授は「企業経営の本来の目的は、社員、顧客、取引先といった関係者とその家族、そして地域社会を幸せにすることにあります。誰かを犠牲にした価格競争にいそしむ経営が、人を幸せにすることなどあり得ません」と警鐘を鳴らす。

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