笹井清範
商いの心と技 vol.49 絶滅危惧種の革新企業
良いとか、悪いとか、私たちがつい口にしがちな言葉に「縁起」がある。もともとは仏教の基本思想の一つ「因縁生起」のことであり、あらゆる物事に...
商いの心と技 vol.48 顧客は常に正しい
1998年、ファッションの先端地である東京・原宿に出店すると、多くの来店客を驚かせ、地方都市の繁盛店にとどまっていた企業に飛躍の糸口をも...
商いの心と技 vol.47 幸福を生む店の看板商品
「おばあちゃんの原宿」として名高い巣鴨地蔵通り商店街(東京・豊島区)の生活衣料品店、マルジは「赤パンツの元祖」として全国に知られる名店。...
商いの心と技 vol.45 他者の利益と己の利潤
2024年2月22日は、日経平均株価が1989年の大納会でつけた史上最高値の3万8915円を更新した日として記憶に新しい。「負のバブルは正...
商いの心と技 vol.44 業界は過去、顧客は未来
茶の間がリビングへと変わったように、茶葉を急須で淹(い)れていた日本茶がペットボトル飲料として飲まれるようになって久しい。
商いの心と技 vol.41 直心の交わり
直心の交わり――若い店主から返ってきた言葉は、私の想定を超えるものだった。「じきしんのまじわり」とは、茶聖と言われた商人、千利休が遺した茶...
商いの心と技 vol.40 青い鳥は身近にいる
ベルギーの詩人であり劇作家でもあるメーテルリンクによる童話「青い鳥」。貧しい木こりの家庭の兄と妹が2人で、幸せの青い鳥を求めて、思い出の...
商いの心と技 2024年の商業動向 経営に欠かせない三つの「や」を持つ 笹井清範 商い未来研究所
企業数の99%以上、従業者数でも約7割を数え、日本経済の屋台骨を支える中小企業。その経営者の高齢化が進んでいる。日本政策金融公庫総合研究所...
商いの心と技 vol.39 幸せをアートする宿
今どきホームページもないなんて、期待しない方がいいかな……。そんな思い込みを見事に覆される体験をした。長野県須坂市での講演で、一泊の宿を世...
商いの心と技 vol.38 成功は失敗の中にある
「記憶に残る幕の内弁当はない」とは、作詞家、音楽プロデューサー、放送作家と多様な才能を持つヒットメーカー、秋元康さんのものづくりの鉄則と...
商いの心と技 vol.37 わが商い唯一の座右の銘
「私が最も影響を受け、最も好きな言葉と出合ったのは、当時の全てを注ぎ込んだ新店の開業より前のことでした。若い頃、この言葉を唱えた倉本長治...
商いの心と技 vol.35 伝統を今に生かす
「祖母が遺した形見の着物をうまく生かせず、捨ててしまったことがありました。そのもどかしさ、悔しさ、後ろめたさが僕の原点にあります」
商いの心と技 vol.34 一貫して本物を極める
個人経営のカフェの廃業率は高く、3年持つ店は半数程度ともいわれている。そんな中、個人経営でありながらも地域一番の繁盛店となっている店が茨城...
商いの心と技 vol.33 商店街×アイドル
「いまや私の知恵袋です」と語るのは、東京・墨田区の「下町人情キラキラ橘商店街」事務局長の大和和道さん。40年間にわたり肌着屋を営んできた彼...
商いの心と技 vol.32 父から娘へ志の承継
後継者の不在や事業承継の不調が原因となり、事業継続の見込みが立たなくなることで生じる「後継者難倒産」。企業信用調査会社の調べによると、202...
商いの心と技 vol.31 小さくとも濃くあれ
商店街から鮮魚店が消えて久しい。商業統計によると、鮮魚店は1994年の約2万4800店から2014年の約7500店へと、20年間で3分の1に激減。その多くが商...
商いの心と技 vol.30 一意専心、一店逸品
1993年に静岡市の呉服町名店街から始まった「一店逸品運動」とは、店がお客に自信を持っておすすめできる商品、すなわち「逸品」を打ち出すことで...
商いの心と技 vol.29 思うは招く
「夢のある人には希望がある/希望のある人には目標がある/目標のある人には計画がある/計画のある人には行動がある/行動のある人には実績があ...
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