笹井清範
まちの視点 心を動かすチラシ
チラシがかつてより効かなくなったといわれることがある。確かに新聞購読率の低下により、かつてよりチラシを目にする人は少なくなった。しかし、...
まちの視点 異常値は信頼の証
売り上げはすべてを癒やす──ダイエー創業者・中内㓛氏の発言として知られるが、最近では、利益を度外視した質の悪い売り上げ至上主義を象徴する言...
まちの視点 働きたい会社とは
人口減少社会を迎え、いかに人材を確保するかが企業活動の生命線といわれる中、中小規模の商工業の人手不足は深刻だ。とりわけ労働集約型産業であ...
まちの視点 チラシに込めた思い
マーケティングの4要素といえば、アメリカのマーケティング学者、エドモンド・マッカーシーが1960年に提唱した「4P」があまりに有名だ。プレイス(...
まちの視点 ポスターが深める絆
情報のあるところに人は集い、そこににぎわいや経済の交流が生まれることは世の習い。そして、ソーシャルメディア全盛の今日、小さく狭くとも、濃...
まちの視点 お年寄りの最後の砦
まちから書店が消えている。出版科学研究所の調べによると、2014年の書籍売り上げは、ピークだった1996年と比較すると約31%減少の7544億円。書店数...
まちの視点 価格で売るから、価値で売れるへ
安さや値引きばかりを訴求する店には、そうした価格を目当てにするお客のみが集まる。他店の方が安ければ、そうしたお客はすぐに離れていく。安さ...
まちの視点 「大型店と生きる」 笹井清範
昨年12月、日本最大の小売業グループ、イオンが岡山に西日本最大級のショッピングセンター(SC)を開業した。従来の郊外立地ではなく駅前・中心市...
まちの視点 「まちゼミ」の効用を実感
商店街の店の店主や店員が講師となって、その知識や経験を地域の消費者に向けて無料講座として披露する「得する街のゼミナール」、通称「まちゼミ...
まちの視点 本物は世界に通ずる
質には限界はない 市価1万5000円はする高品質なドレスシャツ(ワイシャツ)を5000円均一で提供し、多くのアパレル経営者からも愛用されるメーカーズ...
まちの視点 店は集い、学び、体験する場
日本におけるインターネット通販の普及から十数年。IT分野の市場調査会社、MM総研の推定によれば、その市場規模は16兆円に迫り、国内消費全体の5・6...
まちの視点 共に生き、働き、暮らす商店街
「正しい答えでなく、正しい問いが必要である」 経営学の巨人、ドラッカーが『創造する経営者』に記した一文は、正しい問題意識の設定こそ、解決...
〝奇跡の商店街〟を生んだもの
持って15年、早ければ10年 年間1万3000人と、全国有数の視察者数を誇る香川県高松市の高松丸亀町商店街は、しばしば「奇跡の商店街」と言われる。...
まちの視点 世界の国から千客万来
東京・秋葉原の電気街─中国人観光客を乗せたバスが列をなして乗り付け、競うように電子炊飯器をいくつも買い求めていく。「そんなに買ってどうする...
まちの視点 安売りに頼らない商い
バブル崩壊以降、下がり続けた物価の中でも、ジーンズは象徴的な商品だ。2009年にファーストリテイリングが展開するカジュアル専門店「ジーユー」...
2014年の流通業の動向
消費増税は改革の好機 2014年の流通業を取り巻く最大の変化要因は、言うまでもなく4月に施行される8%への消費増税だろう。無論、消費増税は初めて...
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