笹井清範
まちの視点 損得より先に善悪を考える
経済の浮沈は一企業の努力でどうこうできるものではなく、不況の波にのみ込まれる店もある。しかし、大波をしっかり乗り越える店があるのも事実だ...
まちの視点 敗軍の将が語る教訓
業界でも先んじて移動販売車を走らせて、移動の手段を持たない高齢者など〝買い物弱者〟のライフラインを守った店があった。店先に生ごみ処理機を...
まちの視点 おいしいものだけを売る
「どうせやるのなら、ちゃんとね……そう、ちゃんとね」こう語るのは群馬県高崎市にある小さなスーパーマーケット「まるおか」の店主、丸岡守さん。...
まちの視点 廃棄ロス2%、驚異の生花店
廃棄ロスと機会ロス、あなたの店はどちらで悩んでいるだろうか。過剰に仕入れたり製造したりして売れなければ原価が無に帰す、これが廃棄ロス。仕...
まちの視点 100年フライパンへの情熱
日本有数の料理道具街、東京の合羽橋で1912年に創業した料理道具店「飯田屋」には、超マニアックで専門的な道具が所狭しと並び、世界中の料理人と...
まちの視点 ものをつくる商人
ICT技術の進展は、商業の世界にも大きな変化を求めている。これまで以上に、より安く、より便利で、より迅速であることが求められ、そこでは大手企...
まちの視点 たった一人の満足に努める
杜の都、仙台の奥座敷、秋保温泉。人口4300人ほどの秋保町にその店はある。80坪の小さなスーパーマーケット「主婦の店さいち」には、9時の開店前か...
まちの視点 小さく狭く濃く深い商い
「吉田パンを食べて吉がくるそんなコッペパンでありたい」こうしたメッセージを掲げるコッペパン専門店の吉田パンは、岩手県盛岡市民のソウルフー...
まちの視点 商品の価値を伝える
書名隠して30万部超販売 『文庫X』をご存知だろうか。昨年7月、岩手県盛岡市の一書店が、ある文庫本の表紙にカバーを掛け、書名と著者名を隠して...
まちの視点 お客と共に成長する店
「お客様と何度も何度も試食をして、とってもおいしい茎みょうがのピクルスが出来ました」 早稲田大学に隣接した商店街にあり、産地直送の生鮮品...
まちの視点 理想の顧客像を定める
喫茶店王国といえば名古屋。その都市を県庁所在地とする愛知県は、モーニング発祥の地として知られる。全日本コーヒー協会によると、1店舗当たりの...
まちの視点 非合理性と合理性を追求
洋菓子店がしのぎを削る激戦地、阪神間で絶大な人気を誇る「ケーキハウス ツマガリ」。阪急甲陽線甲陽園駅から徒歩2分。朝8時30分から開店する半...
まちの視点 商店街から変わる女川
変化に対応できる先進のテナント型 東日本震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町。およそ4年後の2015年3月、かさ上げされた土地の上に新しいJR女...
2017年商業の動向 「無人コンビニ」夜明け前
米国インターネット通販大手のアマゾンが、レジ決済を必要としない約50坪の食料品店「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」を2017年に開始すると発表した。...
最新号を紙面で読める!