笹井清範
商いの心と技 2023年の商業動向 正解のない時代を生きる三つの視点 笹井清範 商い未来研究所
「わが国の未来は子どもにかかっています」こう語ったのは岸田文雄内閣総理大臣。昨年12月、臨時国会会期末の記者会見でのことだ。妊婦や子育て家...
商いの心と技 vol.28 まちの明かり再び
テレビや新聞などマスコミから毎日のように問い合わせが入り、取材や撮影の依頼が後を絶たない商店街がある。しかし、以前はそうではなかった。「...
商いの心と技 vol.27 商品に込められた約束
海外で廉価に生産して販売するビジネスモデルが市場を席巻する家具業界にあって、一生使えるものだけを丁寧に製造販売し、顔の見えるお客様と長く...
商いの心と技 vol.26 わが顧客第一主義
インターネット通販の巨人、アマゾンが日本でECサイトを開設したのは2000年11月のこと。以来、売上高を伸ばし続け、直近の2021年度は2兆5378億1000...
商いの心と技 vol.25 真似と創意工夫
「文章がうまくなりたいんだけど……」仕事柄、こんな質問をいただくことがある。そんなとき、私は決まって自分への諫(いさ)めとして、「まずは良い...
商いの心と技 vol.24 さらに進め、とくし丸
「郡部で暮らしている両親が日々の買い物に困っていると知ったことがきっかけでした」こう振り返るのは、移動スーパー「とくし丸」創業者の住友達...
商いの心と技 vol.23 目標と目的の違い
「目的と目標の違いは分かりますか?」半日に及ぶ取材が一段落すると、その人はこう言った。京都府舞鶴市で、快適な睡眠環境の提案を目指して1994...
商いの心と技 vol.22 利益はお客さまの笑顔
かつて商店街には必ずあり、私たちの暮らしを支えてくれた八百屋。その役割をスーパーマーケットに奪われ、まちなかで見かけることが減って久しい...
商いの心と技 vol.21 生涯職人、生涯商人
その飲食店では、夜もまだ明けやらぬ午前4時から厨房が動き出す。まな板に向かった店主は、若い職人の卵たちに長年にわたって培ってきた技術を伝承...
商いの心と技 vol.20 全力で生きましょうや
メキシコには、人間には〝三つの死〟があるという死生観がある。一度目は心臓が止まった時、二度目は埋葬や火葬をされた時、三度目は人々がその人...
商いの心と技 vol.19 人を大切にする経営
東北・南部地方の伝統食、南部せんべい。もともとは八戸藩(現在の青森県)の非常食であり、小麦粉を水で練って円形の型に入れて圧縮するように焼...
商いの心と技 vol.18 店は店主の人柄の鏡
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」をコンセプトとするセレクトショップ「カタカナ」には、文具、書籍、玩具、食器、衣料品、服飾雑貨、食...
商いの心と技 2022年の商業動向 不確実性の時代を三つの羅針盤で乗り切れ 笹井清範 商い未来研究所
2021年は倒産の少ない1年だった。民間企業信用調査会社によると、21年度の倒産件数は前年同期比25・7%減と、55年ぶりの低水準を記録。持続化給付金...
商いの心と技 vol.17 メード・イン・ジャパンを守る
あなたが身に着けている衣料品は、どの国でつくられたものだろうか。「そんなこと気にしたこともない」という回答がほとんどであり、「日本製」と...
商いの心と技 vol.16 慈愛真実の商人
「お許し下さい」こんなお詫びの言葉から始まるチラシがある。1960年夏、衣料品店として日本で初めてセルフサービスを導入した「ハトヤ」のものだ...
商いの心と技 vol.15 どん底に大地あり
「どん底に大地あり」1945年夏、長崎に落とされた原爆で被爆し、重傷を負いながらも救護活動に尽力した永井隆医師の言葉といわれている。その後も...
商いの心と技 vol.14 お客への老舗の約束
「うちなんて、このまちではまだまだ新参者たい」中世以来の商都として商人文化を育んできた博多で、300年余にわたって商う「光安青霞園(みつやす...
商いの心と技 vol.13 「劇場」と呼ばれる店
お客に愛され、繁盛する商人には、一目で分かる共通点がある。それは素敵な笑顔。老若男女どんな商人も、見る者を明るくさせる笑顔の人は大成する...
商いの心と技 vol.12 一隅を照らす商いが客を魅了
「思い起こせば折節に『与えられるもの』がありました。その中で、お客さまに喜んでもらえるよういちずに励むことが商いの本質ではないでしょうか...
商いの心と技 vol.11 SDGs×商店街がつくる未来
「正しいことをやるのに、理由はいりません」取材の質問にこう即答したのは、魚町商店街振興組合(福岡県北九州市)理事長の梯(かけはし)輝元さん...
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