今号は、私が講師を務める創業塾(東京都台東区主催)の卒業生の事例をご紹介します。
息子の自立に向け創業を決意
昨年5月、東京都台東区の蔵前に一軒のコーヒー豆焙煎店がオープンしました。オーナーの白羽玲子さんは以前、出版社の営業部員として働いていました。しかし、当時の白羽さんには自身の子どもの将来について悩みがあったといいます。6歳の次男に、自閉症というハンディキャップがあったのです。実母の死を境に、白羽さんは「自分たちの死後も、障がいを抱えたこの子に自立した生活を送らせたい」と真剣に考え始めたそうです。
最新号を紙面で読める!