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東北六県連 「東北絆まつり」開催/水産加工業を支援

絆まつりの模様

東北六県連 「東北絆まつり」開催

力強い復興アピール

東北六県の県庁所在地の祭りが一堂に集結し、震災からのさらなる復興に向けて歩んでいる東北の姿を国内外に広くアピールする「東北絆まつり2017仙台」が10、11日の2日間、宮城県仙台市で開催された。「絆まつり」は、復興の旗印とするため昨年まで開催されていた「東北六魂祭」の後を継ぐ催しで、今年から装いも新たにスタートしたもの。2日間合計で45万人を超える観客が駆け付け、盛り上がりを見せた。

「絆まつり」には、東北六県の県庁所在地を代表する「青森ねぶた祭」「秋田竿燈(かんとう)まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」が参加。11日に実施したパレードには「仙台・青葉まつり」も特別参加し、それぞれの祭りの踊り手など約1200人が、約1・1キロメートルのコースを2時間半ほどかけて往復した。沿道に詰め掛けた観客からは、東北の力強い復興を表すそれぞれの祭りの演技に大きな歓声が上がった。 「絆まつり」のコンセプトは、「多彩な東北が、熱い絆でひとつになる」。東北の財産である、各地に根差した多彩な文化を将来に引き継ぎ、さらなる復興に向けて絆を深めるという思いが込められている。

10日に実施した開祭式では、東北絆まつり実行委員会の鎌田宏実行委員長(仙台・会頭)から「復興に向け力強く歩んでいる東北の力を感じていただき、ぜひ8月には、各市で行われる本祭りにも足を運んでいただきたい」とあいさつがあった。

当日は、パレードに加え多くの企画を実施。メイン会場では六つの祭りの踊り手などが登場するステージイベントが開催されるとともに、「ねぶた祭」の山車や「竿燈まつり」の竿燈などが展示された。また、「東北まるかじり広場」では1品500円でさまざまな東北グルメを楽しめ

水産加工業を支援

展示商談会開く

東北六県商工会議所連合会などが構成団体となっている復興水産加工業販路回復促進センターは6、7日の2日間、「東北復興水産加工品展示商談会2017」を開催した。

同展示商談会は、今回で3回目の開催。東日本大震災で被災した東北地方沿岸部の水産加工業者に対する、販路回復支援を目的とする。青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の水産加工業者114社が出展者として参加し、約5700人が来場した。

オープニングセレモニーでは、同連合会の鎌田宏会長(仙台・会頭)があいさつし、「本展示商談会を通して販路の回復・拡大を実現し、さらなる復興の弾みとしてほしい」と期待を寄せた。

出展者は、国内バイヤー56企業と合計483商談を実施し、当日だけで68件の商談が成立した。商談会に加え、輸出拡大モデル事業の報告会や販路開拓に関するパネルディスカッションが行われたほか、販路回復アドバイザーによる相談コーナーなどが設置された。

出展者からは、「多くのバイヤーと商談できる貴重な機会だ」「関係者が一堂に集まることで、情報交換ができた」などといった意見が寄せられた。 当日は吉野正芳復興大臣も視察に訪れ、出展企業の担当者と販路開拓の現状などについて意見を交わした。