日本経済を支える皆さまの生の声が必要です
日本ビジョン委員会委員長 和氣 伸吉(岡山YEG・岡山県)
このたび、平成26年度日本ビジョン委員会の委員長に就任いたしました、岡山YEGの和氣伸吉と申します。
今年度日本ビジョン委員会では、今日の日本を取り巻く社会構造を幅広く把握し、これからの日本が抱える「超高齢化社会」や「生産年齢人口の減少」など、世界のどの国も経験したことがない問題点について真っ向から切り込み、現状に沿った改善策を提言していきます。
今後の日本経済を長期的・多角的に考えた場合に何が必要なのか? 私たちは何を考えないといけないのか?
それを捉えるため、日本経済を支えている中小企業の生の声を拾うことに重きを置き、効率の良い情報収集と情報分析を行ってまいりたいと思います。
また、多種多様なディスカッションの場を設け、地域密着だからこそできる青年部の強みを生かした委員会活動を行いたいと考えています。
今年度の委員会活動が27年度にもうまく引き継ぎができるよう、継続性を持った委員会運営にも力を入れていきたいと思います。一年間、皆さまのご指導とご鞭撻(べんたつ)のほど、よろしくお願いいたします。
日本YEGと単会の結束を強化します
408+会員活性委員会委員長 瀬上 博(七尾YEG・石川県)
408+会員活性委員会は、日本YEGに加盟する409の単会を回る委員会です。
日本YEGは30年余りの歴史を刻み、全国409の単会、2万9千人を超える団体となりました。いかに組織が大きくなろうと、ただの集合体では意味がありません。
われわれ会員にどのようなメリットがあり、地域で活動する中で、日本YEGに所属する意義は何だろうかと、疑念を抱いている会員がいらっしゃいます。また、日本YEG・ブロック連合会・道府県連合会に出向している会員との温度差があることも私どもの検証で分かってきました。
日本YEGに出向するとたくさんの会員に出会い、自分の知らない地域のこと、各単会の運営の仕方など、いろいろな気付きがあります。これは確かに大きなメリットです。しかし、出向しなければこの恩恵を受けることができないとするなら、連合会になることの意味すらないでしょう。
408+会員活性委員会は全単会を回り連合会に対するご意見を伺い、私どもからは日本YEGに所属する意味、連合会がある意義を話したいと思っています。また、検証で分かった問題の解消にも努めてまいります。
ここ数年で日本YEGは大きく成長しようとしています。26年度の会長基本方針にもあるように、「縁を結び我の力に変える」ことを最終目標に会員の皆さんに会いに行きます。ブロック代表理事や道府県連代表理事の皆さまには大変お世話になります。よろしくお願い申しあげます。
25年度を振り返って
平成25年度会長 阿部 賀寿男(仙台YEG・宮城県)
日本YEG平成25年度のすべての活動を無事滞りなく終了することができました。これもひとえに全国各地の皆さまからいただきましたお力添えの賜物であり、そのご厚情に心より感謝申しあげます。
わが国経済は、明るい兆しが見えてきました。しかし春の会長会議、秋のブロック大会で全国を回り、多くの方のお話を聞かせていただきましたが、地方やわれわれのような中小企業の間では回復の兆しがまだ見えておりません。このようなときだからこそ若い力が必要なのではないでしょうか?
東日本大震災から3年がたちましたが、日本YEGは被災地の支援を継続してまいりました。昨年8月には震災復興フォーラムin岩手を開催し、被災地の現状を多くの参加者に見ていただきました。まだまだ多くの支援が必要であると同時にこの震災を風化させることなく伝えていかなければならないと思います。人と人のつながりが、地域を越え強くつながることにより、青年部の活動はさらに活性化し、地域に必要な存在となると確信しております。
「高き志を持ち 共に進もう 輝ける未来のために〜YEGの絆を力に変えて〜」
一年間ありがとうございました。
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