小林大伸堂
明治中期創業の老舗印章店で、20年前からネットでの印鑑販売も展開する「小林大伸堂」は、このほど命名ギフト「こまもり箱」を発表した。「親の愛で作るわが子のお守り箱」をコンセプトに、印鑑、母子手帳、へその緒などを納めることができるオーダーメードの桐箱だ。製作に当たっては、注文客から命名の由来などをメールや電話でヒアリングしメッセージ案を作成し、注文者の了解を得た後、桐箱にレーザー刻印する。
商品は、メッセージのみ刻印、印影入り刻印の2タイプ。オプションで、印影を基に刻印する印鑑、お食い初め向けスプーン、印影や生まれた時刻を刻印したストラップ、「自分の‶なまえ〟と向き合う絵本」なども用意。ほか、「はじめてはいた靴」や「想い出のDVD」が入るサイズのこまもり箱もある。
開発したのは、四代目の現社長の息子で、県外宝飾店のブライダル担当として経験を積んだ後、五代目として同社を継ぐことを決意した小林稔明さん。
「サイズなどの関係で子どもの成長とともに使えなくなる出産記念商品が多い中、『こまもり箱』は一生寄り添い続けることができるという特徴がある。たとえ箱の中身が変わっても、箱の刻印を読むたびに親の愛情で見守られていることを実感するのでは」と話す。
お問い合わせ
小林大伸堂
所在地:福井県鯖江市水落町2-28-29
電話:0778-51-0628
HP:https://www.nameandwish.jp/
*このコーナーは不定期で掲載します。
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