タニハタ
富山県富山市に本社を構えるタニハタはこのほど、オリジナルの組子「麻の葉ちらしシリーズ」で米国の国際デザインコンペ「International Design Awards（IDA）」で、金賞を受賞した。
IDAは2007年に米国ロサンゼルスで創設された国際デザイン賞で、権威ある国際的コンペティションの一つとして認知されている。同社の海外での受賞は三回目となる。
「麻の葉ちらし」は、春夏秋冬、花鳥風月に見る日本の美と自然がテーマで、今までにない新しいタイプの装飾組子。満開の桜よりも、むしろ散り際のはかない美しさを愛する日本人の感性を、天然木の色の違いと麻の葉文様のバリエーションを散りばめることで表現し、18種のデザイン、3つのタイプがある。
「米国への組子販売は増える傾向にあり、今回の金賞受賞は大きなステップになります。デジタル化、脱炭素、デザイン経営、海外販売は当社の重要なキーワードになってきており、飛鳥時代から続く伝統木工技術「組子」を通じ、これからも引き続き職人たちと精一杯精進してまいります」と代表取締役社長の谷端信夫さんは語る。
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株式会社タニハタ
所在地：富山県富山市上赤江町1-7-3
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