1万4500人が来場
鯖江商工会議所は2018年11月30日~12月2日、東京・青山で〝鯖江の眼鏡〟の魅力を全国に発信する「TOKYO MEGANE FESTIVAL」を開催した。同所は18年6月から福井県や鯖江市、福井県眼鏡協会、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と連携し、眼鏡の産地としてブランディングを図る「0→1(ゼロ・トゥ・ワン)プロジェクト」を推進、市内の眼鏡会社約30社が参加して消費者に響く商品の開発に挑んできた。今回のイベントはその成果の発表の場だ。
初日は表参道のオープンスペースCOMMUNE 2nd(コミューン セカンド)でオープニングパーティーを開催。会場には眼鏡メーカー19社の最新モデルを中心に展示したほか、眼鏡を試着してプロのカメラマンに撮影してもらう無料のポートレート撮影を実施し、好評を得た。
12月1日と2日は、青山通り沿いの国際連合大学で、プロジェクトに参加した26社が各社12製品を出品する展示・販売会を開催。ビンテージ品のフリーマーケット「ロウ・トーキョー」に出展するデザイナーやセレクトショップと協業したオリジナル眼鏡などが注目を集めた。同イベントには3日間で延べ1万4500人が来場。展示品の売り上げは予約受け付け分を含め目標を上回る875万円を達成した。「参加事業者はこの3日間を通じて消費者の反応を肌で感じ、鯖江の眼鏡のポテンシャルを確信したようだ」と同所は話している。
最新号を紙面で読める!