日本商工会議所の塚本隆史特別顧問(労働委員長)と上條努特別顧問(女性・シニア・外国人材活躍推進専門委員長)は10月31日、厚生労働省に羽生田俊厚生労働副大臣を訪ね、「雇用・労働政策に関する重点要望」と「多様な人材の活躍に関する重点要望」をそれぞれ手渡し、要望内容の実現を求めた(役職は当時)。塚本特別顧問は労働政策などについて「中小企業の自発的な賃上げの推進」「魅力ある職場環境の整備」「中小企業の採用活動支援」「円滑な労働移動、活力ある労働市場への政策シフト」の四つのテーマに沿って説明。人材確保に向けた自己変革の支援とともに、成長分野・人手不足産業への円滑な労働移動を促し、活力ある労働市場の実現に向けた政策シフトなどを要望した。
上條特別顧問は「多様な人材の活躍に関する重点要望」について、外国人材、女性、高齢者などの活躍推進に向けた支援策拡充などを要望。特定技能制度については、手続きの簡素化、技能実習制度との連結性を考慮した制度の見直し、対象分野の追加などを求めている。
要望の詳細は、下記のURLを参照。
雇用・労働政策に関する重点要望 ▶ https://www.jcci.or.jp/recommend/request/2022/1021140001.html
多様な人材の活躍に関する重点要望 ▶ https://www.jcci.or.jp/recommend/request/2022/1021140000.html
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