PROFILE
全国各地で地域の未来のために励むYEGメンバーを紹介するコーナー。6月号は鹿児島YEGの福田哲史さん。
―血縁でない会社の引き継ぎと伺いました。どのような経緯で会社を引き継がれたのですか。
先代の社長に二代目として私を指名していただきました。小さな会社ではありますが、先代の社員を思う気持ち、鹿児島を思う気持ちを大切にしながら発展・成長・継続できるように心掛けています。私が引き継ぐ時は、今のように事業承継の対策などがなく、金銭面での苦労もありましたが、今思えばそれが覚悟につながったと思います。
―会社を経営するに当たりどのようなテーマをお持ちでしょうか。
テーマは"新しい事へのチャレンジ"です。社員には常々「新しい事へチャレンジしよう。今に満足せず楽しみながら新しい価値と自分の人生が楽しいと感じられる仕事を重ねていこう」と話しています。働き方改革などにより、別分野での新事業展開も考えていましたので、2022年6月に「さんわ食堂」を立ち上げました。あえてコロナ禍に挑戦することが次世代への道しるべと信じ、社員一同で切磋琢磨しながら進んできました。
―今後の展望をお聞かせください。
さんわ食堂としてはお客さまに愛される、そして皆が元気に、笑顔になれる食堂を目指しています。本業の南九州三和としては現在、県内外1400社とお取り引きしていただいています。弊社は「三つの笑顔」をテーマとしており、初めに「お客さまの笑顔」が増えるように仕事効率アップ、売り上げアップ、仕事サポートの充実を目指します。次に「関係各社の笑顔」のために信用・信頼のある相互取引に取り組んでまいります。最後に「弊社の笑顔」としまして、成長と発展・継続を大事にし、三つの和が調和されている会社を目指します。
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