熊本商工会議所(久我彰登会頭・鶴屋百貨店)は6月27日、台湾の大学関係者を招待し、台湾の人材受け入れに関心を持つインターンシップ派遣先企業とのキックオフミーティングを開催した。キックオフミーティングでは、日本語学科などがある台湾の長榮大学、淡江大学、東呉大学の3大学の教師らが大学紹介を行い、熊本県内の企業が業務内容を説明。意見交換会に出席した同所の久我会頭は、「将来的に2、3000人の台湾の方が熊本に来る可能性があり、そういった方々をサポートできる人材が必要。まずはインターンを通じて熊本とさまざまな関係をつくってもらうとともに、熊本の若い人たちとの相互交流につなげたい」とあいさつした。翌28日には、8月に実施するトライアルツアーで訪問予定の観光地などを実際に巡り、県内の魅力を体感してもらった。
今後、台湾の大学生を対象とした「インターンシップトライアルツアー(夏期)」と「インターンシップ(冬期)」を実施。8月22~25日に開催するトライアルツアーでは、県内企業訪問や観光、県内大学生との交流会などを行い、来年1月以降に予定しているインターンシップでは、企業と学生による合同グループワーク、就業体験、成果報告会などを通じて、将来的な県内企業への就職を促進する。
(画像:学生受け入れ前に企業との顔合わせを行ったキックオフミーティング)
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記事提供: 日本商工会議所
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