守山商工会議所(滋賀県)が、地元イチゴ農家と共に企画・開発を進めている「MORIYAMA STRAWBERRY Project 365」は、守山産のイチゴを一年中楽しめるようにすることを目的としたプロジェクト。旬のイチゴを長期保存できるように粉末加工したフリーズドライを活用するよう市内のカフェや菓子店に呼び掛け、特別メニューや商品開発に取り組んでいる。
この一環として、9月末から「守山いちごフェア」をスタートした。農園の直売でしか味わえない、とっておきの守山イチゴを使ってつくるスイーツやパン、ドリンクなど、個性あふれる自信作を9店舗が提供している。SNS映えする色鮮やかなビジュアルに来店客からの反応も上々ということで、期限を設けず、長く続けながら内外に浸透させていく計画だ。
同所担当者は、「地域資源の掘り起こしと、新商品開発支援として引き続き啓発していきたい」と語っている。12月からの本格的なイチゴシーズンには、より多くの方々に直売所へも足を運んでもらえるよう、PR活動に余念がない。
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