一般社団法人日本かばん協会は9月21日、「第38回日本かばん技術創作コンクール」の表彰伝達式を一般社団法人東京鞄協会(東京都台東区)で開催した。
同コンクールは、歴史と伝統を継承する優秀な技術者の育成や日本製かばんの魅力発信・販路開拓を目的としたもの。第1部門(皮革一般かばん)、第2部門(皮革以外の一般かばん)、第3部門(小型バッグ)、第4部門(学習院型ランドセル)の4部門で技術性、創造性、機能性、感性などを審査し、各部門の優秀な作品に経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、日本商工会議所会頭賞などを授与する。
2019年以来4年ぶりの開催となった今回の日商会頭賞は、第1部門に株式会社シノダ(大阪府大阪市)の「クロスタックバスケットバッグ」、第2部門に株式会社足立(兵庫県豊岡市)「m_r tokyo(マールトウキョウ)ショルダーバッグ」、第3部門に株式会社猪瀬(東京都葛飾区)「お出かけスマートヌメ革バッグ」、第4部門に株式会社土屋鞄製造所(東京都足立区)「HERTE(ハート)」が選ばれた。
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