仕事と子育て、介護の両立支援へ
長野県内の女性経営者らでつくる長野県商工会議所女性会連合会は、6月13日に長野市内で開催した「長野県商工会議所女性会連合会平成30年度総会」において、「イクボス・温(あった)かボス推進宣言」を行った。これは、従業員や部下の仕事と子育て、介護の両立を支援する「イクボス・温かボス」を増やす働き掛けを、県内の企業や団体などに対して積極的に行っていこうというもの。これにより企業・団体などの魅力や生産性を高め、男女共に安心して働くことができる職場環境づくりを推進することを宣言した。
宣言式には県内18商工会議所の女性会会長らと、中島恵理副知事も出席。同連合会の山浦悦子会長は、「男女が協力し合って働けるといい。女性のボスが声を掛ければ従業員も悩みを話しやすいのでは」と述べ、中島副知事は、「県内の経済団体の方々による共同の宣言をうれしく思う。女性経営者だからこそできるイクボス・温かボスの取り組みをそれぞれの地域で進めてほしい」と期待を込めた。
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