十和田商工会議所(青森県)と十和田市、十和田奥入瀬観光機構は7月6~7日に新紙幣発行記念イベント「とわだ円(まる)っとフェス」を開催した。十和田市は、渋沢栄一が「渋沢農場」、北里柴三郎が「北里研究所三本木支所」を開設した場所で、二人が新紙幣の1万円札と千円札の肖像に採用されたことを祝い企画された。
同イベントは、四つのイベント会場に分かれてそれぞれ催しが開かれた。国立印刷局から贈られた渋沢と北里の肖像画の贈呈式、新紙幣に関するパネル展示、紙幣の製造過程や偽造防止技術の紹介、イベント会場からパネル展示会場を回るスタンプラリーが開催された。
また、市内の53店舗が記念の大売り出しを実施。会場をつなぐ通りは歩行者天国となり、「とわだ自慢市」として露店32店舗が出店した。
さらに、特設ステージでは日本舞踊の演舞や地元小学生による合唱など20の個人や市民団体による歌や踊りのパフォーマンスが行われた。同イベントには2日間で老若男女約1万人が訪れ、大きなにぎわいを見せた。
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