神戸商工会議所(兵庫県、川崎博也会頭・神戸製鋼所)は8月5日、AI分野の第一線で活躍する専門家を講師に迎え、AIに関する基礎知識や実践的な活用方法、未来像を解説するイベント「AIフェス2026」を地域ICT推進協議会と共催で開催し、定員を大幅に上回る申し込みがあり、212人が参加した。
講演では、ハックの岩崎雅也氏は、AIの基礎知識や進化の変遷を解説。「以前は覚える必要があったプロンプト(AIに対する指示文)も、今やAIに聞けば誰でも高度な回答を得られる」とし、AI活用を促すと同時に、AIの進歩に伴い重要性が高まる“人間にしかできない役割”について言及した。
元Google執行役員でArty Intelligence Lab.の橋口剛氏は、法務レビューや会計、OCR処理などバックオフィス業務の具体的なデモを実践。「成果を出す前提条件として、データをクラウド管理するなど、デジタル化・DXによってAIが活躍しやすい環境を整備することが不可欠」と強調した。
MAKE A CHANGEの岡村匡洋氏は、AI社員が24時間稼働する“AIカンパニー”の構築事例を紹介。「今後は定型業務をAIに任せ、人間は創造性や信頼構築といった代替不可能な役割に注力すべき」と語った。
また、地元企業の事例紹介として神戸デジタル・ラボの玉置慎一氏が、DX・AI活用の成功条件と組織内の役割分担のポイントを解説した。
記事提供: 日本商工会議所
