岩見沢YEG 道下秀之さん
最終回でご紹介するYEGメンバーは、2017年2月に開催された「第36回全国大会いわみざわ大会」の実行委員長として、日本YEG会長 内田茂伸さんと共に歩んできた岩見沢YEG 道下秀之さん。YEGへの思いを聞きました。
―YEGに入ったきっかけは?
地元の先輩にお願い事をしに行った際に、交換条件でYEGへの入会を頼まれて、どのような団体かも分からずに入会しました。結局、お願い事は叶(かな)いませんでしたが……。
―いわみざわ大会のキャラバンの感想は?
各地周年事業でのPRには、私1人で行くことが多かったのですが、行った先でいろんな人が協力してPRを盛り上げてくれたことはうれしかったですね。また、私が現地に行けない時には、私の代わりにPRをしてくれた人たちがいたことには、本当に感謝しています。
―いわみざわ大会を経験して感じたことは?
みんなの意識が同じ方向に向く中で、熱量が高まるにつれて衝突や分裂をしないかハラハラしていました。そんなとき、北海道連のメンバーから、全面的に協力したいと、さまざまな支援や励ましの言葉をいただいたことが、私たち実行委員会の力になりました。
実際に大会をやってみて、地元の仲間たちのアイデアや、技術の高さに脱帽しました。また、市民ボランティアの皆さんが一緒に大会を盛り上げようと運営に協力してくださり、その心意気にも感動しました。もちろん、商工会議所親会やOB・OGの力強い協力も無くてはならない原動力でした。
このように多くの方々に支えられて、『いわみざわ大会』が北海道らしい、温かいふれあいの場になったと思います。
―『いわみざわ大会』を経験して単会や岩見沢市民の皆さんに変化はありましたか?
単会では、特に若いメンバーがYEG活動に対して、より真剣に取り組むようになり、定例の行事などにも生きていると思います。また、岩見沢市民はお祭りなどの大きなイベントに対して協力するという意識がとても高く、私たちの方が多くのことを教えていただきました。
―『いわみざわ大会』を経験して行政との関わり方に変化はありましたか?
変化というより、以前と比べると肩肘張らないディスカッションやコミュニケーションが取れるようになった気がします。それ以上に感謝しかありません。
―道下さんにとって全国大会とは?
そう簡単に近寄ることができず、登ることは苦難の連続ですが、登り終えたときに新しい景色が見えてくるような、厳しくも温かい大きな山のような存在でした。
―岩見沢で行われた、内田会長の激励会はどのような思いで臨まれましたか?
田舎のまちから日本YEGの会長が輩出されるということで、激励会は温かな雰囲気で参加者をお迎えするとともに、内田会長の背中を北海道内外の方たちに力強く後押ししてもらえる機会にしたいと思っていました。 そして、ここから先は岩見沢から全国へと飛び立つのだなと思い、うれしくもあり、寂しくもありました。ただ、私は日本YEGの松永専務理事に絶大な信頼を持っていたので、健康だけ気を付けてもらえれば、内田会長の思いは、実を結ぶと信じています。
―最後に、道下さんにとってYEGとは?
情熱と大人の青春です。
(有)泰晴塗装
北海道岩見沢市北2条西18丁目3-12
TEL:0126-25-5173
Email:m_taiseitosou56@yahoo.co.jp
※月刊石垣2020年3月号に掲載された記事です。
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