津久見商工会議所(大分県)は5月17日、「2020つくみ桜フォトコンテスト」入賞者の表彰式を同所で開催した。同コンテストは、観光資源である津久見市内の桜の名所を広くアピールする目的で15年から毎年開催し、今回で6回目だ。
2月3日から4月10日まで市内外から広く募集し、4月13日に県内在住のプロカメラマン、タケウチトモユキ氏を審査員長とする審査会で選考。応募総数226作品(応募者数85人)から、最優秀賞に当たる河津桜賞と山桜賞をはじめ、金賞、銀賞など計18作品を決定した。
河津桜賞は市内・四浦(ようら)半島の河津桜をテーマにした山村雄二さんの「河津桜と海-1」。山桜賞には青江ダムの山桜の美をとらえた吉田巧さんの「ダム湖の春」が選ばれた。
5月3日に開催予定だった表彰式は新型コロナイウルス感染症拡大の影響で延期となったが、この日無事同所で開催の運びとなり、受賞者に賞状と副賞を贈呈した。入賞作品は今後、同所ホームページや市の広報活動に活用される。
また、応募者全員の作品(1人1作品)が6月末ごろまで体験型施設「つくみイルカ島」、その後JR津久見駅で展示公開される予定だ。
四浦地区、青江地区の桜は地域住民の努力により観光資源として成長したという。四浦は5千本以上の河津桜、青江では山々に咲き乱れる山桜のピンクのグラデーションが見どころだ。
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