唐津商工会議所(佐賀県)は2月22日、「唐津うまか博2015」を開催。来場者は小雨にもかかわらず4万人を記録し、会場は大にぎわいとなった。
同イベントのメーンプログラム「からつ鍋まつり」は、今回で第10回を迎えた。地元からの出店のほか、福岡の陸上自衛隊、韓国の麗水商工会議所、九州大学の韓国留学生、中国のシルクロードなど、合計36団体が工夫を凝らした鍋料理を提供。当日は約3万杯が準備され、来場者は3食1000円のチケット(前売りは900円)を購入し、味比べを満喫した。
また、特産品の新鮮な「カキ」がその場で味わえる「カキ焼まつり」や、20~22日には市内商店街の飲食店46店をはしご酒できる「イサギナバル」なども同時開催され、地域活性化を図った。
今回で最後の開催となった唐津うまか博は、10年前の市町村合併に伴い、まちおこしのために企画されたもの。年々規模が拡大し、地域随一のイベントへと成長。当初の目的を果たしたこともあり、惜しまれながら今回で終了を迎えた。
同所は、「平成27年度は、鍋まつりに代わるにぎわいを創出していきたい」と話している。
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