「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
戦国武将といえばまずその名が挙がる織田信長は〝岐阜〟の名付け親でもあり、この地で武力のみならず、文化の華を咲かせました。その一例として、城内には「地上の楽園」と称される自然の景観を生かした宮殿を建設。軍事施設である城に、魅せる要素を加え、ここで多くの有力者をもてなしました。
また、長良川での「鵜飼(うかい)」も接待の一つとして用いられ、信長は鵜飼たちに「鵜匠(うしょう)」の名を授けています。これらの評判はイエズス会の宣教師により、海外にまで伝わったといいます。
今でも長良川では毎年5~10月に鵜飼を実施。多くの観光客を魅了しています。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
岐阜商工会議所 総務企画課 川邉 里奈
「鮎菓子」は、世界農業遺産「清流・長良川の鮎」を模した岐阜を代表する銘菓です。当所では、市内の老舗和菓子店5店の協力を得て、各店の看板商品である鮎菓子を詰め合わせた『鮎めぐり』を企画・開発しました。鵜飼シーズン限定のお土産品です。
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