地元の食で参加者をおもてなし

柳井商工会議所女性会は10月1日、「サザンセト」と呼ばれる柳井市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町をコースに開催されたサイクリングイベント「サザンセト・ロングライドinやまぐち」のエイドステーション（AS＝休憩所）で、参加者をもてなした。

同イベントは、交流人口増加を目的に同所やサザンセト1市4町などが連携して平成26年から毎年開催。タイムを競うのではなく瀬戸内の美しい自然景観や地元グルメを楽しみながら走るイベントだ。参加者は年々増加し、今回は152㎞のロングコースに1183人、70㎞のショートコースに172人の合計1355人が出走した。

女性会では第1回より毎年手伝いを行い、今回はメンバー9人が、五つのASの一つ、「サザンセト伊保庄マリンパーク」に設置されたASで大畠商工会と共に参加者をおもてなし。郷土料理の自然薯だんご汁や鯛寿司、皮に「ファイト！」などと書かれた応援バナナ、ドリンクなどを振る舞った。参加者からは、「こんなにおなかいっぱいになるサイクルイベントは初めて」「次回も参加したい」との声が寄せられている。スマートフォンで郷土料理の写真を撮る人も多く、女性会メンバーは「喜んでもらえて何より。PR効果も大きい」と笑顔を見せていた。