三浦商工会議所(神奈川県)は今年度、三崎マグロやシラスなどを加工した4商品を「三浦ブランド商品」に認定。昨年12月から販売を始めた。
今年度認定された4商品は、メバチマグロのカマ肉やハラ肉を専用のつゆで煮込む「三浦三崎港まぐろ鍋」や、マグロの稀少部位を集めた「三崎まぐろBBQセット」、「しらすの沖漬け」などの水産加工品、地元の老舗染め物店が大漁旗をモチーフに仕上げた手ぬぐいなど。いずれも、同所が認定商品を広めようと三崎港の産直センター内にオープンしたアンテナショップ「みうらブランド館」や、インターネットのショッピングサイトで販売されている。
三浦ブランド商品の認定は、地域資源を活用した商品開発の支援を目的に、同所が平成18年度から行っている事業。品質はもちろん、デザインや安全面からも商品力を高めて〝ブランド化〟することで、三浦ならではの産品として他商品との差別化を図っている。
認定商品はこれまでに、同所が市内外の催事への出品や、商談会の開催などを通じ、積極的に販路拡大を支援。また、5年ごとに認定商品の再審査を行うなど、ブランドの価値を維持するためのチェックも怠っていない。
同所は、「昨年に引き続き、今年も多くの催事や商談会でPRを行っていきたい」としている。
問い合わせは、同所(☎046・881・5111)まで。
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