京都商工会議所と会津若松商工会議所(福島県)は昨年12月15日、京都市内にある同志社大学の新島会館で、「『相互交流Year』クロージングミーティング」を開催。会津松平家第14代当主の松平保久(もりひさ)氏や立石義雄会頭(京都)、宮森泰弘会頭(会津若松)をはじめ、両所の役員・議員など約65人が参加した。
両所は震災復興を目的に、昨年1月18日、推進協定を締結。NHK大河ドラマ「八重の桜」の放映に合わせ、平成25年を「相互交流Year」と位置付けて集中的に交流を深めていこうと、さまざまな事業を行ってきた。
その締めくくりとなったイベント当日の会場では、観光ツアーや物産展の開催など、両所が共同で取り組んできた昨年の事業を振り返るとともに、100インチのスクリーンで「八重の桜」の最終回を鑑賞。京都と会津若松の架け橋として活躍した、先人たちに思いを馳せた。
また、会場の外では、約150個のLEDライトを並べて「絆」の文字を描き出す演出も行われた。オレンジ色の暖かな光の中、両会頭は、「今日という日を、両都市の関係を今後さらに深めていくための、新たなスタートの日とする」と誓い合った。
問い合わせは、京都商工会議所(☎075・212・6453)まで。
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