宝塚商工会議所青年部などは11月1日、宝塚大劇場前の武庫川河川敷で、直線に並んだラインダンスのギネス記録に挑戦するイベントを開催した。当日は小雨の降る中、約4500人が参加。自衛隊の協力を得て設置された「仮設橋」なども含め、全長は約3・5㎞にも及んだ。参加者全員が手をつなぎ、「すみれの花咲く頃」「おおタカラヅカ」など全5曲約5分20秒を笑顔でダンス。規定を満たした4395人が正式認定され、新たなギネス記録が誕生した。
このイベントは、宝塚歌劇100周年、市制60周年、手塚治虫記念館20周年の宝塚市トリプル周年を記念して企画されたもの。発端は、平成24年の夏に「宝塚市こども委員」であった同市在住の高校生が発案したものだ。
また、イベントを通じ、東日本大震災で被災した東北に元気を届けようと、元タカラジェンヌの汐美真帆さんが、宮城県石巻市立萩浜中学校の全生徒11人を招待。同中学の生徒たちも一緒に笑顔でラインダンスを踊り、記録の一端を担った。
同YEGは、「参加者一人ひとりの記憶に残るいいイベントを開催できた」と話している。
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