福井商工会議所青年部は8月22日、福井駅前の店舗を中心とした「えきまえアントレ・キッズ」を開催した。同事業は、福井駅前の実店舗での就業体験を通じ、働くことの意義、楽しさを子どもたちに伝えるとともに、参加者に中心市街地の店舗に親しみを感じてもらうことを目的に実施している。
今回で8回目となり、過去最大規模となる40店舗が子どもたちを受け入れた。約200人の小学5、6年生が参加。さらに、学生25人のボランティアに積極的に運営業務に従事してもらい、地域ぐるみでの事業となった。
参加した子どもたちは、真剣な表情で仕事に取り組み、保護者や参加店からは、「子どもたちの笑顔をたくさん見ることができてよかった」との声が聞かれた。また、参加メンバーは、「今回の経験をぜひ今後の就職や社会活動などに生かしてもらいたいと思う」と話し、手応えを感じていた。
さらに、当日は県内外の教育関係の行政、各種団体などの視察を受け入れ、アントレ・キッズを広くPR。同YEGでは、このキャリア教育推進の取り組みが各地YEGに広がっていくよう、鋭意努力していく。
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