小学生からエール伝える
千葉商工会議所女性会は七夕を前にした6月30日、医療の最前線で新型コロナウイルス感染症に立ち向かう医療従事者の方々に対し、感謝の気持ちを込めた短冊をちりばめたメッセージパネルを作成、市内3カ所の医療機関へ寄贈した。
千葉市立海浜病院で行われた贈呈式では、同女性会の髙梨園子会長と千葉市立本町小学校の御園生博文校長から寺井勝病院長へ、子どもたちが感謝の言葉を綴ったメッセージパネルを手渡した。同日、千葉市立青葉病院や千葉大学医学部附属病院の両院長にも手渡され、病院スタッフや患者らの目にとまりやすい場所に飾られたほか、JR千葉駅構内にも展示された。同事業は、同女性会が取り組む医療従事者応援事業のひとつで、地域医療を元気づける目的で行われた。手書きの応援メッセージは、千葉市立本町小学校の5・6年生や、放課後等デイサービス「キッズルームチャコ本町教室」の児童たちから130通以上寄せられたもので、同女性会スタッフがまとめた。パネルには「コロナ去る!(=さるっ子)」という願いを込めてつくられたつるし雛(ひな)〝さるっ子〟も添えられた。子どもたちからは、「コロナが早く終息してみんなが笑顔になれますように」「医りょう従事者さんいつもありがとう」などと感謝の言葉が書かれ、心温まる仕上がりとなった。
当日は、4新聞社(読売、毎日、東京、千葉日報)や千葉テレビの取材があり、記事掲載や放映および、NHKFM千葉にて放送された。同女性会は、今後も、命の大切さと向き合いながら、地域全体で医療を守る活動に注力していくという。
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