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テーマ別企業事例 3K産業から最先端の環境産業へ 環境ビジネスの最前線

環境・リサイクルビジネスは、古くは産業廃棄物処理業と呼ばれる3K産業の代表格だったが、今や国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)にも通じる最先端の環境産業として注目を集めている。さらに今夏開催予定の東京五輪のメダルも“都市鉱山”と呼ばれる携帯電話やIT機器の廃品をリサイクルしてつくられている。いわば、新たな環境産業、産業部品の供給産業と変貌していく環境・リサイクルビジネスの最前線をリポートする。

事例1 泥土を捨てずに再資源化し低コストで宝物に変える

森環境技術研究所(山形県新庄市)

森環境技術研究所は、従来は盛土には不適とされてきた泥土の再資源化の研究に取り組み、繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」を開発。それまでは廃棄されていた泥土に添加することで、低コストで耐震性・耐久性に優れた高機能地盤材料に再資源化する「ボンテラン工法」を開発した。東日本大震災前に泥土を原材料として本工法により築造された堤防が 決壊を免れたことからその有効性が実証され、その大震災で発生した膨大な津波堆積物(ヘドロ)の有効活用に大きく貢献した。

社内には森さんが環境科学で博士号を持つほか、1級土木施工管理技士やコンクリート診断士などの専門分野の資格を持つ社員がいる

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