セレクト地域短信 看板商品をプロデュース SNS運用もサポート

町田商工会議所（東京都）は、町田市内の小規模店の看板商品を広くPRし、販路拡大を支援する「看板商品プロデュース事業」を2020年度から実施している。その第1弾として21年3月10日に、5事業者の5商品（食品）を紹介するプレスリリースをメディア各社へ送った。

同事業は、20年12月に5事業者を募集、バイヤーやデザイナーなど専門家が看板商品を評価し、それに基づき改善点を各店主と確認した。その後インスタグラムなどで人気の料理家夫婦、ぐっち夫妻の監修のもと、SNS受けを狙った商品写真を撮影。今回のプレスリリースで発表となった。

5商品は

▽ポリフェノールが豊富なサプリメント「レンギョウ葉の力(ちから)」（K―2オフィス）

▽オリジナルパッケージがつくれるドリップコーヒー「マイドリップバッグ」（町田焙煎珈琲）

▽国産原料を使った手づくりハム・ソーセージを一口大にカットした詰め合わせ「お宝盛り」（独逸屋）

▽相模原のブランド卵〝鳳凰卵〟を使った「武相プリン」（パティスリー・ル・ソレイユ）

▽フルーツとナッツたっぷりの「パン・オ・セーグル・フリュイ・ノア」（ブーランジェリー・ラミカリン）―。

同所は「どれもつくり手の熱意が伝わる商品。ギフトにも最適」とアピールする。これらの商品については、今後もSNS運用などをサポートしていく。同事業は3年間実施し、毎年5社を支援する。