宇和島プロジェクト
愛媛県宇和島市に本社を構える「宇和島プロジェクト」はこのほど、第一次産業の魅力発信と新たな収入源創出の取り組みとして、「みかん魚」の養殖場を見学し、みかん鯛の「鯛めし御膳」を味わう「『みかん魚』養殖場見学と鯛めしランチ」をJTBで発売している。
柑橘(かんきつ)類の生産高で国内1、2位を争う愛媛県では、みかんジュースの生産時に出るしぼりカスの大量廃棄が問題になっており、有効活用の方法を模索していた。宇和島プロジェクトは、愛媛県農林水産研究所と協力し、みかんの皮を混ぜた餌での養殖に試行錯誤を重ねた結果、「みかん魚」の開発に成功した。みかん鯛は食べるとほのかに柑橘の香りがし、魚臭さがなく、魚が苦手な人にも好評だという。
「みかん魚の生産者さんに実際に話を聞ける貴重な体験をつくりました。みかんの品種や餌に混ぜる濃度などの苦労話や餌の大きさ、量などのこだわりなど、秘話を聞けます。餌やりも体験できるので、ぜひたくさんの人に宇和島の鯛を知ってほしいです」と経営管理部企画課の西島百合子さんは語る。
お問い合わせ
株式会社宇和島プロジェクト
所在地:愛媛県宇和島市坂下津甲94-13
電話:0895-28-0180
HP:http://www.project-u.jp/sp/
※ツアーの申し込みは団体旅行取扱店のJTB各支店へ
※このコーナーは不定期で掲載します。
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