青森商工会議所、市、JR東日本などはこのほど、新型コロナウイルス収束後の観光需要回復に向けた環境整備のため、便利で快適なバス交通を提供する新しい交通系ICカード「AOPASS(アオパス)」の販売・運用を開始した。アオパスは、市営バス、市バス、シャトル・ルートバス「ねぶたん号」など市内のバス路線や各種福祉乗車サービスに加え、Suica機能も搭載された多機能なICカード。利用運賃の3%に加え、乗れば乗るほどお得なボーナスポイントがたまるポイントサービス、ワンデーパスやツーデーパスなどの共通休日周遊券サービス、学生対象サービスなども提供される。
青森駅前発売所や市交通部の東部・西部各営業所、市内のコンビニ約90カ所などで販売。同所などは、並行して進めてきた青森駅自由通路の供用開始や今年度実施する西口駅前広場整備、2024年度完成予定の青森駅新駅ビル整備など、まちの交通基盤と交流環境整備の一環として、アオパスの導入による観光受け入れ態勢の強化に期待している。
詳細は、https://www.city.aomori.aomori.jp/koutsu/iccard-aopass/index.htmlを参照。
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