七尾商工会議所(石川県、大林重治会頭・のと共栄信用金庫)と矢田郷地区まちづくり協議会、金沢大学などは6月5日、住民や企業、大学、専門家などが参加して地域課題を探り、新たなビジネスを創出する学びの場として「YATAGOUビレッジセカンド大学」(http://yatagouvillage-su.com/)を創設した。当日は、拠点となる矢田郷地区コミュニティセンターで開校式を開催。オープニングイベントとして、金沢大学の学生が、昨年同所と同大などが行ったコミュニティ暗号通貨「SATO(サト)」の技術実証の成果や、まちづくり・観光・スポーツなどとSATOを結び付けた提案を発表した。前日には金沢大学の学生と市民が七尾城址周辺でのごみ拾いやごみアート制作、環境保全や地域貢献活動を貨幣価値に換算できるSATOの利用を体験するプレイベントも実施した。
YATAGOUビレッジセカンド大学は、同所がまちづくり応援事業の一環として開催した「七尾未来アワード」で奨励賞を獲得した矢田郷地区まちづくり協議会のプロジェクト。今後は、企業や他の大学なども参加し、月1回程度の講座を通して地域課題の解決に取り組んでいく。
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記事提供: 日本商工会議所
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