高岡商工会議所青年部（富山県・高岡YEG）は、県外への人口流失や空き家が年々増加している問題を受け、市内中心部の空き家などを活用したい出店者のリノベーションを支援する「空き家のリノベーションスクール」を実施している。空き家物件のリノベーションをYEGメンバーが全面的にサポート。入居予定者には、入居店舗だけでなく周辺エリア全体を見据えた活動についても理解促進につなげる。

リノベーションスクールでは、エリアリノベーションの魅力と手法を学ぶ講座を4月にスタート。市内に点在する空き家、空き地、建物、商店街などのエリアの改善点やまちの将来像を専門の講師とともにディスカッションした。

5月には、市内のリノベーション物件やエリアリノベーションを実践している福井市や滋賀県長浜市の商店街、店舗やイベントスペースなどを視察。まち並みに調和させた景観を阻害しないリノベーション、既存の内装や家具などの活用方法などに加え、まち全体の文化や歴史を残しつつ価値を高める工夫などエリアリノベーションについて理解を深めた。　

今後も視察を継続的に行い、同所青年部がDIYや片付け、清掃、搬入や調達からオープンに向けて支援していく。

詳細は、https://takaoka-yeg.com/2023/06/02/%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%8e%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%80%80-%e5%85%a5%e5%b1%85%e5%b8%8c%e6%9c%9b%e8%80%85%e5%8b%9f%e9%9b%86%e3%81%ae/を参照。