横浜商工会議所(神奈川県)は、よこはまワークショップ型ビジネス交流会「ハマコミ!」を立ち上げ、7月27日と8月2日に「横浜の新しい観光資源 横浜醸造ワイン・クラフトビールをビジネスに活用!」をテーマに市内のワイナリーや醸造所で第2回交流会を開催した。18人の参加者が製品や取り組み事例などを学び、事業者間で交流を深めた。
「ハマコミ!」は、6月21、28日に「eスポーツの可能性とビジネス活用」をテーマに初開催し、今回第2弾として、7月27日の「横浜産ワインの魅力と今後の可能性」と8月2日の「横浜のクラフトビールのビジネス活用」を実施。新たな観光資源として注目を集めている横浜醸造ワインとクラフトビールについて、製品に対する思いやコラボ商品づくり、イベントの開催事例などを生産者から聞き、醸造所見学、試飲会などを通して「横浜醸造酒」の活用について学びを深めた。
参加者からは、「自社農園の余った農産物をワインやクラフトビールの原料にして有効利用していきたい」「楽しく交流でき、ビジネスのつながりができた」「この機会に出会った会員企業に仕事を依頼したい」「クラフトビールと自社製品とのコラボの可能性が十分にあると感じた。事業化に向けて前向きに検討していきたい」などの声が寄せられた。
「ハマコミ!」は、会員企業のネットワークづくり、ビジネス拡大を目的とした、少人数、双方向、体験型が特徴の新しい交流会シリーズ。従来の交流会とは異なり20人程度で実施し、体験やディスカッションなどのプログラムで濃いビジネスネットワークづくりを支援する。1テーマ2回ずつ、年間12回の予定。9月14、27日には「あつまれ創業10年以内経営者~女性起業家編~」、10月24日、11月9日には「禅・マインドフルネスの経営・ビジネス活用」を行う。
同所では、「ビジネスのヒントになるようなコンテンツとカジュアルな雰囲気の演出・ブランディングで、これまで十分にリーチできていなかった会員企業の満足度を高めたい」と意気込む。
詳細は、https://www.yokohama-cci.or.jp/report/2023/0810004884.htmlを参照。
最新号を紙面で読める!