人間の体には、体内を一定の状態に維持しようとする働きがあります。その状態を保つために休養が必要になると、体が重い、集中できない、何をするのも億劫(おっくう)に感じるなどの症状が現れます。これが「だるさ」の正体です。
だるさを招く原因は、働き過ぎによる疲労の蓄積、過度の運動による体の酷使、不規則な生活、睡眠不足、栄養バランスの乱れ、精神的なストレスの蓄積など多岐にわたります。加齢も要因の一つですが、男女を問わず幅広い年齢の人に現れます。
だるさというと、つい軽く捉えてしまいがちですが、放っておくとQOL(生活の質)や仕事のパフォーマンスを低下させます。体が発したサインと受け止め、対処することが大切です。
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